両岸が関係改善をアピール
2005年11月の釜山での首脳会議の際にも、台湾は王金平・立法院長の出席を予定していたが、中国の抗議や、韓国の拒否により、林信義・総統府経済顧問召集人を代わりに派遣した。これには、両岸が関係改善をアピールしたいという背景があるのではないかという憶測が流されている。
APECは政治色を排除し、経済協力に焦点を絞ったフォーラムであるが、中国と台湾の政治的関係を反映し、1991年の台湾の参加時に、台湾からの首脳会議への参加者を経済閣僚または財界指導者に限定するとの慣例が確立され、この慣例を守るべきことが明文化されている[6]。しかし、2008年11月のリマでの首脳会議では、台湾からは過去最高クラスの国家元首級となる連戦元副総統(国民党名誉主席)が出席し、中国の胡錦濤国家主席と会談を行った。
